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子どもが年老いて病気になった時、身内がいない場合の医療同意は

2017/04/16

病気になって手術をする場合、本人もしくは親族の同意が必要になりますが、本人にその能力がなく、身内もいない場合は、成年後見人が同意してくれるのでしょうか?

A・今のところ他人には頼めません。制度の見直しが検討されています

手術などの医療行為には、原則として本人の同意が必要です。本人が同意できない場合は、家族ないし親族、及びそれに準じる近親者の同意が求められます。

そういった親族がいない場合はどうなるか。医師は成年後見人に同意を求めることがありますが、後見人にその権限はありません。結果的に同意が得られないため、医療行為自体を行わない、ということが起こっています。

実際には、医師から意見を聞かれたときには、後見人は「先生が最良と思われる方法でお願いします」といった話をして、ある意味医師にゲタを預けることになります。いろいろなことがあいまいなまま、現場の運用に任されている状況です。

現在成年後見制度の見直しが検討されていて、成年後見人に医療行為の同意権が認められる、という可能性もあります。しかしこれもいろいろと難しい問題をはらんでいます。成年後見人の負担が重くなりますし、後見人によっては安易な医療同意をしてしまう、あるいは逆に必要な医療も受けさせないとなる可能性もあります。今後の制度がどうなるか、注視していきたいと思います。

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