船橋市・PACガーディアンズ③

こちらの法人の課題もいろいろあるようですが、

後見業務の担い手の不足が大きいようです。

後見等の数は自然体で増えている中で、

担当者によっては多い人で10件、しかも月1回は最低会っているので、

物理的にかなり多忙です。

被後見人も、ご本人のタイプによって、知的ならではの難しさもあり、

月1回ではすまないことも多く、

そうなるとほぼ毎日後見業務で外出するような状況ですね。

現在後見業務を担当する人を養成する講座を、年に1回行っていて、

30人から40人受講しているとのこと。

そのうち、登録まで行くのは半分くらい、全員受任するところまではいかない。

意思決定支援という、PACの理念を理解してくれないとなかなかできないということです。

正直、保佐、補助より、何でもできる後見のほうが受任する側はラクですからね。

市の委託事業も行い、

後見案件も多いので、

法人としては安定して回っている印象です。

ニーズに応えられる担い手をいかに確保するかが大きいテーマだなと感じました。